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東豊線で営業運転開始、札幌交通局が17年ぶりの新車
札幌市交通局は市営地下鉄東豊線への導入準備を進めてきた新型車両9000形について、5月8日から第1編成の営業運転を開始する。
東豊線の新型車両9000形は、少子高齢化社会や環境問題などを踏まえ、これまでの車両をベースにしつつも「人と環境にやさしい地下鉄」(札幌市交通局)をめざした車両。外観は白を基調に、扉部分に東豊線のラインカラーであるスカイブルーをあしらい、札幌の空の広がりや気候風土をイメージしたという。
車内はオレンジを基調にまとめ、床面に茶系色を使用することで、ぬくもりと優しさを表現。各車両に車椅子スペースを設置したほか、立ち座りする際に便利な縦手すりも設置し、車両とホームの隙間を狭めるよう工夫するなど、ユニバーサルデザインを随所に導入して機能性を高めた。LED車内照明やVVVFインバータ制御装置も採用し、省エネルギーにも配慮している。従来車両の台車や連結器の一部を再利用することで、コストも低減できたという。
9000形第1編成は、5月8日10時56分に東豊線栄町駅から福住行として発車し、営業運転に就く。
出典 マイナビニュース
白が基調、東豊線のラインカラーであるスカイブルーをあしらう
転落防止幌の設置された車端部
車内はオレンジ、床は茶系で暖かさをイメージした
車いすスペースや立ち座りを楽にする縦の手すりを設置
札幌市、地下鉄東豊線について
札幌市、東区栄町と豊平区福住を結ぶ地下鉄です。
東区栄町駅は札幌丘珠空港のほど近くの場所で、
豊平区福住駅は札幌ドームの最寄駅となります。
札幌駅、大通駅、豊水すすきの駅などに停車します。
札幌市地下鉄東豊線の新型車両、5月8日から運行開始(レスポンス) http://t.co/lmpgkOjhVo 9715/
— 鉄道ニュース (@tetudou_news) 2015, 5月 8